作・絵はなかやみわ氏、出版社は福音館書店です。
この絵本は、そらまめくんが大事にしているベッドを、えだまめくん、グリンピースくんなどの他の豆たちに貸してと言われても、断り続けていると、突然ベッドがなくなってしまいます。
そらまめくんがベッドを探して旅に出ると、うずらが卵を温めていました。
なかなか返してもらうことができないベッドをじっと見張り、最後には自分の元へと帰ってきます。
その中でのそらまめくんの心の変化・成長が描かれており、大人が読んでも良いストーリーだと思います。
独り占めしないでみんなに貸してあげようね。というメッセージ的なストーリーやそらまめくんの我慢する心境なんかが、感情をこめやすくて良いところです。
2歳ではストーリーを理解するのは難しいのかな?と感じますが、「だめだめ」とセリフを覚えて楽し気に読んでいます。
絵もかわいいので馴染みやすく、そらまめくん読んでと持って来ては「だめだめ」「○○くんが言いました」など、とマネして読んでいます。
登場するキャラクターを覚えて、豆の種類も覚えたようで、ピーナッツ、えだまめなどは実物をみると声を大にして言います。
もう少しすると、意味も分かってきて、もっと良い効果が期待できるんじゃないかな?と思います。
食べ物のキャラクターは実際に食べるときに絵本を思い出したりして、楽しい食卓にもなるので、絵本を読んで覚えているものが増えてくると、まあまあ大変ですが、親しみがあるので、口に運びやすくなるみたいです。
豆は全体的に好きになったみたいで良かったなーと思います。
苦手な食べ物を○○君だよと言って食べさせることができるようになっていきます。
以前の記事で紹介した絵本にもいくつか食べ物が描かれているものがありましたが、絵本の読み聞かせの記憶があると、馴染みやすく、知っているという認識があるものになるみたいです。
苦手な食べ物が描かれていたりする絵本は特に強調して楽しみながら読めれば絵本ってすごいなーとまた感じられることが多くなると思います。
ぜひお試しあれ。
当ブログを読んでいただいてありがとうございます。
この記事が少しでもあなたの絵本選びの役に立てばと思います。
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