作者はなかやみわ氏、出版社は白泉社です。
先日紹介した、あのえだまめくんシリーズの作者です。絵がかわいいのでまた購入してしまいました。
結構文章も長めで、読み聞かせていると長いなと感じることも。
ストーリーは、やさいの学校に通うやさいたちが、成熟して八百屋さんに行くまでの物語。
まだまだ、成熟していないトマトちゃんが、なすび先生の指導を受け、クレソンくんなどの友達とたくさんの出来事を体験して合格シールをもらい、八百屋さんに出荷されるまでの物語です。
この絵本は2歳半を過ぎて読み聞かせてますが、まず、驚いたことに、トマトを食べるようになりましたね。あとはなすびも、「なすび先生」と言って食べるようになりました。
家の子は、みんなそうかもしれませんが、野菜が苦手な方。
そらまめくんのベッドを読んで豆はよく食べるようになりましたが、やさいはやはり苦手。
でもこの絵本を読み聞かせてからは、進んで口にするようになってきました。
時とともに子供は成長してますが、やさいのキャラクターが良い影響を与えていることも間違いないなーと実感してます。
絵本の読み聞かせでは味はわかりませんが、なんとなく苦手なやさいを絵本でしることで、親近感がわくのでしょうか?「なすび先生」「とまとちゃん」と言って食べるのです。
もちろん味は好きではないだろうなーと思います。(途中で出したりもするので)
でも口に入れる抵抗がないので、馴染みあるものとして食べるようになっていたのが凄いことだと思います。
まだ、ピーマンが苦手なので、口へ運ぼうともしません。苦みが嫌なのか、食感が嫌なのか。
わかりませんが、ピーマンをかわいいイラストで描いてある楽しいストーリーの絵本があれば、と探してみようか検討中。
まだまだ、たくさん苦手なものや体験したことのない物事を、絵本を通して、目にする、読み聞かせる、触れさせることで、馴染みあるものにしていくと、子供もすんなりと受け入れやすいのかもしれません。
絵本でしか見たことがないのに、味は?においは?と目を疑うくらいすんなり受け入れることが多くなりました。
はじめてのチャレンジで失敗することもあります。例えば、食べ物を食べてまずいから出してしまう。ここから嫌いなものに認識されてしまうみたいです。
でも、絵本の読み聞かせをしていると嫌いなものがだんだんと嫌いじゃなくなることもあったりするので、「え?嫌いじゃなかったの?」なんて言うことも結構あります。
こんな体験が増えるとやっぱりあの本の影響かなとか、考えさせられることが多くなりました。
あなたも、絵本選びに迷ったら、苦手なものの絵本を探してみるのも良いと思います。
ぜひお試しあれ。
当ブログを読んでいただきありがとうございます。
この記事が、あなたの絵本選びに少しでも役に立てばと思います。
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