今日は「がたんごとん」を紹介します。安西水丸氏作、出版社は福音館書店です。
電車に色々な乗客を乗せて終点まで「がたんごとん」というリズムで進んでいきます。
「のせてくださーい」と現れる哺乳瓶やスプーン等の乗客もかわいいです。
「がたんごとん」と「乗せてくださーい」を繰り返して「終点でーす、おりてくださーい」と終わりますが、キャラクター達がかわいいのとなにも言わずに降りていくので、シンプルに音を楽しむ絵本です。
電車は黒色で表情豊かですが、シンプルです。
家では一回読むと「がたんごとん」してと繰り返して読むことが多く、音が気に入ったみたいです。
今でも時々持ってきて「がたんごとん」と声を出しています。
早い段階での読み聞かせが良いと思われます。2歳を過ぎると絵が単調なこともあってか興味が薄れるようです。「がたんごとん」というフレーズだけは忘れないみたいですが、電車や地下鉄に乗ったり、電車を見たときなんかで「がたんごとん」ととっさに声をだしますね。
最初はバスを見ても「がたんごとん」とか言ってましたので、乗り物なんだという認識は早くに読み聞かせするとすぐに感覚として身につくようですね。
子供は覚えるのが早いので、大人が聞いていても「ん?」って思う時もありますが、「あーーーーっ、あの絵本のフレーズだーーー」とかあの絵本のこと言ってるとかよくあります。
そして、子供は覚えると忘れないんですね・・・見たもの聞いたものを直感でストレートに声に出して言います。細かいことも覚えてるみたいで、最初にみたものがこの絵本の電車で、バスをみても電車と言っていたのが、バス、車、ショベルカーなど、どんどん種類が増えていきます。
電車はもちろんですが、「がたんごとん」とか「ぶーん」とか、音の種類も覚えていくので、この絵本をはじめ乗り物の本なんかもおすすめです。
1歳の頃には繰り返して読んでいたましたが、文章が単調で哺乳瓶なんかも乗客として出ているので、0歳からの早い段階でも十分に読み聞かせできる絵本です。
2歳児には少し単調過ぎるところがあるので、もっと読んでとはならなくなりました(本の種類も増えたので)。
最初は電車という乗り物系でというより「がたんごとん」というみ耳に残る音が気に入るようなので、読み聞かせの1冊目としても十分におすすめして良いかもしれません。
当ブログを読んでいただきありがとうございます。
この記事があなたの絵本選びに少しでも役立てばと思います。
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